若ハゲに悩んでいて、どんな対策をしても髪に変化がない人は、ウィッグに頼りたい気持ちもわかります。

結局若ハゲは遺伝だから、何をしても意味ないよな…。

若ハゲ対策はゆっくりでいいんだよ。
ストレスがなくなるなら、その間はウィッグで隠すのはアリだと僕個人は思うよ。
「ウィッグ=恥ずかしい」というイメージがあるでしょうが、本気で若ハゲをよくしたいと思うなら、ウィッグを使ったほうがいいんです。
その大きな理由はストレス。
周りの目が気になってストレスが溜まるくらいなら、最初からウィッグで隠してしまったほうが、効率よく若ハゲ対策ができます。

もちろんただウィッグを被ればいいわけではないよ。
元美容師の僕が若ハゲのためのウィッグについて、選び方が使い方などを紹介するね。
ちなみにウィッグを使うには、髪型選びも重要になるので、若ハゲの人のための髪型選びの記事も参考にしてみてください。
大半の若ハゲの人がウィッグを付けるべきか迷う理由と解決策
若ハゲをよくするために、ウィッグを使う意味はなんとなくイメージできたでしょう。
ところがそれでもウィッグを使うのに、少し抵抗を感じてしまう人が多くいるはずです。

年配の方だと意外に利用している人が多かったけど、若い人たちがウィッグを使うのは恥ずかしいよね…。

もっと気軽にウィッグを利用したいから、どうにかならないかな?
若ハゲの人がウィッグを嫌煙する理由は、僕の経験上、大きく分けて3つあります。
- ウィッグを付ける事自体がみっともない
- 蒸れて悪化するかもという不安
- 価格が高くて手が出せない
どれもウィッグを付けた経験がない人が悩む事ですよね?
気軽にウィッグを使いたい人でも、安心して利用できる方法について考えてみました。
若ハゲを隠しているのがみっともない
世間一般的に若ハゲの人がウィッグを付けていると、どう思うのか気になりますよね?
おそらく「みっともない」と思う人は、ネガティブな印象を受けるのでは?と不安に思っています。
@R_suki0924 だってかつらっておじさんがしてるイメージだもん笑笑
— あきか*固定ツイ見てねん* (@WrHhJs180229Ai) April 13, 2016
Twitter内で印象を調べてみると、確かに「ウィッグ=かつら」という印象が付いていました。
しかも「おじさんが付ける薄毛を隠すもの」といった、ネガティブなイメージですね。

だからあまり付けたくないんだよ。

それでもストレスが原因で、若ハゲが悪化するのはよくないよ。
使う頻度を少なくして、必要な時だけ付けるという方法しか残されていないね。
ウィッグがみっともないと感じる人の対策
- 大事な日だけ付ける
- 身だしなみ程度に付ける
- 誰も知らない場所に外出する時だけ
毎回付けるのもアリですが、それが逆にストレスを感じるのなら、ここぞという時だけ使うのもいいでしょう。
とはいえ使う頻度が少ないと、扱い方がわからないので、失敗するケースが増えます。

知っている人がいないところで使ってもいい?

それでもいいけど、個人的には慣れるまでは、頻度を多めにしてウィッグは使ったほうがいいよ。
蒸れて若ハゲが悪化するという不安
ウィッグは頭にかぶって生活するもののため、長時間使い続けると、頭皮が蒸れて悪化するのでは?と不安になる人もいますよね?
確かに蒸れる可能性は否定できませんが、そこまで気にする必要はなさそうです。
ベースネットには、抗菌・防臭、UVカット加工を施しており、汗やニオイを気にせず安心してお使いいただけます。
そもそも蒸れて悪影響が出てしまうのは、頭皮に細菌が繁殖してしまう事。
つまりウィッグそのものに、抗菌効果があるのなら、あまり気にしなくてよくなります。

それでもなんか蒸れたら抵抗があるんだよな…。

確かに蒸れるのは回避できないから、長時間は使わないほうがいいね。
ちなみに抗菌効果のあるウィッグは、今の新しいモデルなら、ほとんど付いていました。
あまり安いウィッグを使うと、さすがに付いていないでしょうが、購入前に確認しておくと安心です。
価格が高くて手が出せない
「ウィッグ=高い」というイメージを持っている人もいますよね?
中には高級ウィッグといって、オーダーメイド型の物を購入すると、確かにかなり高い料金になってしまいます。

気軽さを感じないのは、この価格が問題なんだよ。

ある程度お金は揃えないといけないけど、これも若ハゲの程度によって料金も変わってくるんだ。
つまり使い方次第だと思っておくといいよ。
使い方次第で料金に違いが出てくるというのは、ウィッグには種類があるからです。
次のウィッグの選び方についての項目で、もっと詳しく紹介するので、このまま読み進めてみてください。
【最新】若ハゲにピッタリのウィッグの選び方
ウィッグにはたくさんの種類があるのを知っていますか?
じつはあなたの若ハゲの種類によって使い分けるように、うまく作られているんです。

どんな種類があるの?

大きく分けて3つの種類があるんだ。
これを次の3つのポイントを抑えておくと、失敗しにくくなるよ。
ウィッグの選び方のポイント
- 耐久性
- ナチュラル感
- 料金体系
ウィッグはできる限り、見た目が自然に見えるように作られています。
つまり見た目重視で耐久性が弱いものもあるので、気を付けて使いましょう。
とはいえ、耐久性に関しては、そのメーカーも大差はありません。
あまり安いウィッグを購入しない限りは、そこまで意識しなくても大丈夫です。
そして自然に見えるウィッグを購入するのも大事です。
ウィッグの種類
料金 | 使いやすさ | |
---|---|---|
部分ウィッグ | 安め | 面倒 |
フルウィッグ | 中間 | 簡単 |
医療用ウィッグ | 高め | 簡単 |
これら3種類に分けられるのですが、実際に試してみないとわかりません。
店舗で選ぶようにすれば、大きな失敗はありませんよ。
用途によって種類を決める
若ハゲのために使うウィッグ選びは、上記で紹介したように、3つの種類の中から使い分けるようにしましょう。
それぞれ特徴に違いがあるので、どのようなものか紹介します。

若ハゲの状態によってウィッグを選ぶのもアリだね。

状態が軽いのなら、部分的なウィッグでも十分な気もするな。
部分ウィッグ
部分ウィッグは名前のとおり、一部分だけ被るウィッグになります。

若ハゲの人のほとんどが、このウィッグを使うんじゃない?

そうかもしれないけど、使い方によっては面倒だから、人によるとしか言えないね。
人によるというのは、部分ウィッグにはセットのやり方があるからです。
- ウィッグがフンワリなるようにブラッシング
- ストッパーを開いて髪の根元にセット
- 地毛とウィッグが馴染むようにブラッシング
この動画は女性用ですが、男性も同じようにセットします。
これを見ればわかるように、部分ウィッグはある程度髪の毛が残っていないと、セットができません。
部分ウィッグがおすすめの人
- 軽度の若ハゲ
- 頭頂部にボリュームが欲しい人
- セットが苦ではない人
部分ウィッグは面倒そうだな…と感じた人は、次のフルウィッグを利用したほうがいいですね。
フルウィッグ
部分ウィッグと違い、頭すべてを覆えるのがフルウィッグの特徴です。

一般的にいうかつらが、このフルウィッグという種類だね。

これが1番抵抗あるんだよな…。
フルウィッグに抵抗を感じる人は、以下の理由が考えられます。
- 見た目が大きく変わってしまう
- セットが面倒くさそう
- 価格が高いのでは?
見た目は確かに若ハゲ部分が覆われるので、知っている人が見ればわかるでしょう。
しかしあなたの事を知らない人が見たら、セット次第では不自然には見えません。
セットに関しては、上記の部分ウィッグより簡単です。
- ウィッグを軽くブラッシング
- 頭にネットを被る
- アジャスターで頭にフィットさせる
- 髪の位置などを調整したら完成
大まかな流れはこれだけです。
被るだけなので、むしろ手間がかからず、簡単にセットができてしまいます。
価格に関しては、以下の医療用のウィッグよりはお得です。
つまり3種類の中では、中間に位置しています。
詳しくは以下で料金の相場を紹介するので、それを見て判断してみてください。
医療用ウィッグ
医療用ウィッグは、上記のフルウィッグと同様に被るタイプになっています。
つまりセットの方法としては、かなり簡単なものだと思っていいでしょう。

じゃあなんでフルウィッグと分けているの?

それは名前のとおり、体がデリケートな状態の人が使うためのウィッグだからだよ。
健康な人はあまり意味がないの?と思うかもしれませんが、それは人によります。
ちなみに医療用ウィッグは、次のような特徴があるので、気になる人は検討してみましょう。
医療用ウィッグの特徴
- 頭皮が荒れない加工が施されている
- 頭皮が透けて見えにくくなっている
- 毛量が多くてカットで調整がしやすい
これを見るとわかるように、医療用と書かれていますが、ウィッグの上位互換だと思っていいですね。
完璧に若ハゲを隠したい人は、この医療用ウィッグを検討するのがおすすめです。
価格帯によって決める
次に気になるのが価格帯ですよね?
じつは価格帯は購入するブランドによって、かなり差が出てきてしまいます。

個人的には、それなりに高いものを選んだほうがいいよ。
メンテナンスが面倒になるからね。

でもできるだけお得に手に入れたいな…。
相場としては、僕が働く美容室でのカタログだと、次のように表記されていました。
価格 | |
---|---|
部分ウィッグ | 20,000円~ |
フルウィッグ | 28,000円~ |
医療用ウィッグ | 35,000円~ |
※引用:レオンカ女性用ウィッグより
ウィッグの種類によって違いはありますが、男性用は髪が短いので、少しこれより安く手に入るでしょう。
Amazonなどで検索してみると、かなりお得に手に入ります。
ところがこれらは、若ハゲ用として作られていないので、使う場合は注意して選んでみてください。
また上記で紹介した料金の相場は、基本的に既製品です。
セミオーダーのウィッグを探しているのなら、もっと相場は高くなります。
価格 | |
---|---|
アデランス | 170,000円~ |
インクリーズヘアー | 59,400円~ |
With | 178,000円~ |
ウィッグは地毛に合わせて選ばないと、不自然な仕上がりになってしまいます。
ところがセミオーダータイプだと、あなたの髪に合わせて作ってくれるので、自然さを重視したい人におすすめです。
価格は高くなりますが、どうしても自然なウィッグが欲しいのなら、試してみましょう。
ウィッグの色と地毛の色も要チェック
ウィッグ選びで重要なポイントは、地毛に近い色をいかに見つけるかです。
そもそもウィッグは、ヘアカラーができないタイプが多いので注意しましょう。
ヘアカラーの可否 | |
---|---|
化繊タイプ | × |
人毛ミックス | × |
100%人毛タイプ | 〇 |
この表を見るとわかるように、人毛100%のウィッグだとヘアカラーが可能です。
とはいえ、ブリーチのような強い薬剤は使えません。
若ハゲの人は大丈夫でしょうが、念のためどんな素材で作られたウィッグなのか見て、選ぶようにしてください。
若ハゲの人がウィッグを購入する方法について紹介
若ハゲの人の中には、ウィッグを購入しに行く時点で、少し恥ずかしいから躊躇している人はいないでしょうか?

若ハゲ部分を他人に見られるわけだよね?その気持ちわかるわ…。

そんな人は通販でウィッグを購入してもいいけどね。
個人的には対人で相談しながら、購入したほうが間違いないけどね。
購入する方法は2パターンですが、失敗したくないのなら、美容室で購入したほうがいいですよ。
ちなみに美容室に行く勇気がない人は、美容室について紹介した記事をまとめました。
この記事を読めば、とくに恥ずかしい思いをしなくていいのがわかります。
通販で購入した人の流れ
どうしても若ハゲを見られたくない人は、通販で既製品を購入しましょう。
とはいえ、そのまま装着してしまうと、不自然な見た目利用できません。
- 通販で購入
- 美容室を予約
- ウィッグに合わせてカットしてもらう
- セットの方法を教えてもらう
そこで上記の流れのように、美容室でウィッグと地毛を揃えてもらうようにしてください。
美容室で購入した人の流れ
既製品の中には、どうカットをしても不自然になってしまうものもあります。
そうなりたくない人は、ウィッグを注文する前に、美容室で相談してから選ぶと安心です。
- カタログから希望のウィッグを選ぶ
- サイズや毛量などを測る
- 注文して1か月ほどで到着
- 美容室へ取りに行く
既製品ではなく、セミオーダータイプのウィッグだと、さらに安心して利用できるようになります。
若ハゲの人がウィッグを手に入れた後にする手入れの方法
ウィッグを手に入れたら、後は長い間使えるから安心…。
こう考えている人ほど注意しましょう。

じつは寿命を迎えてしまうと、使えなくなってしまうんだよ。

え?またウィッグを選ばないといけないの?
ウィッグは安い買い物ではありません。
どんな人でも、なるべく長く使いたい気持ちもわかります。
そこで手入れの方法について把握しておくと、寿命を伸ばせられるので、覚えておくといいでしょう。
- 洗面台で水を溜める
- 手にシャンプーを取って押し洗い
- タオルで水気を取る
- 形を整えて自然乾燥
上記の流れで手入れをしておくと、匂いや汚れなどをきれいに落とせます。
手入れの基本はブラッシングなので、ウィッグと同時に選んでおきましょう。
ウィッグに頼りながら若ハゲ予防の対策を続けるのがおすすめ
若ハゲの人がウィッグを使うのは、あくまで髪の毛の薄い部分を隠すのが目的です。

ウィッグが手に入ったからといって、髪の毛が増えるわけでないんだよ。

それはわかっているけど、どんな方法を試せばいいかわからないんだ…。
若ハゲ対策はかなりたくさんありますが、毎日続けられる方法を見つけるのがベストです。
対策についてまとめた記事があるので、それを参考に自分の合った方法を試してみてください。