若ハゲの人にとって睡眠大事なのは、かなり有名な話ですよね?
しかしなんで睡眠が大事なのか、よくわかっていない人も多くでしょう。

睡眠不足の人でも、髪がフサフサな人もいるでしょ?

確かにいるけど、若ハゲになりやすい人こそ、寝不足にならないほうがいいよ。
そもそも若ハゲの原因が寝不足なのは、大きくわけて3つあります。
- ホルモンバランスが崩れる
- 頭皮の状態の悪化
- 精神的が不安定になる
なぜ若ハゲは寝不足がダメなのか、これらの原因をもとに、対策についても紹介します。
寝不足と若ハゲの関係について
若ハゲになってしまうのは、睡眠が直接関わるわけではありません。
じつは「若ハゲ=寝不足」というのは、髪の毛が薄くなる原因が、2次的に起こってしまうからです。

よくわからないけど、結局寝不足になったらダメなんでしょ?

そうだね!若ハゲが進行したくないなら、睡眠の質を高めたほうがいいよ。
ではなんで寝不足で若ハゲが進行するのか、具体的に流れを見てみましょう。
ホルモンバランスが乱れる
寝不足がなぜダメなのか?
それはホルモンバランスが崩れてしまうのが、1番の原因だと思ってください。

ホルモンバランスってよく耳にするけど、どこがダメなの?

それは抜け毛と関係がある男性ホルモンが関係しているんだよ。
ホルモン分泌は前日の睡眠、長期間の睡眠不足、概日リズム位相、活動量、光環境などにより、容易に影響を受けること、などにより、ホルモン計測を行う際には、事前にこれらの交絡要因について十分に検討し、行楽要因を統制できる研究デザインを用いる必要がある。
※引用:睡眠関連ホルモンの計測より
ただ睡眠時間が短いとダメ!というわけではありません。
じつは上記のように、睡眠時間と同時に毎日の睡眠のリズムや、質なども男性ホルモンは関わっています。
- 毎日同じ時間に寝ているのか?
- 極端に寝すぎていないか?など
チェックするべきポイントはたくさんあります、ホルモンバランスは単純に長くとればいいというだけではありません。
同じタイミングで毎日寝られているのかが、若ハゲ対策としては、1番重要だと思っておきましょう。
ちなみに男性ホルモンに関しては、別で詳しく紹介した記事があるので、それを参考にしてみてください。
頭皮の環境が悪くなる
寝不足が続くと、頭皮の状態が悪くなってしまいます。
これもホルモンバランスが関わっているのですが、寝不足が続くと、皮脂が多く出てしまうからです。

確かに寝不足の日は、頭皮を触るとベタ付く事がよくあるよ。

そのベタ付きで、細菌が繁殖するからいけないんだ。
脂漏性皮膚炎の原因はまだ明確には分かっていません。
しかし、“マラセチア”という真菌(カビ)が最も関係しているのではないかといわれています。
(以下略)
マラセチアが増殖してしまう原因としては、睡眠不足や過度のストレス、脂っぽい食物の過剰摂取など
といわれています。
頭皮に細菌が繁殖してしまうと、痒みなどが出てしまいます。
つまり炎症を起こしやすくなるため、若ハゲが進行してしまうわけです。
育毛しにくい状態になるので、できるだけ頭皮はきれいな状態をキープしましょう。
精神的に不安定になってしまう
若ハゲは精神状態もかなり重要になってきます。
それは自律神経が関わっているからです。

よく自律神経って耳にするけど、若ハゲとどんな関係があるの?

抜け毛と育毛の両方によくないんだ。
寝不足でイライラしてホルモンバランスが崩れて、気持ちが落ちこむと、血行が悪くなるんだよ。
1日に4時間半ほどしか眠らない睡眠不足が5日間続くと、うつ病や統合失調症などの患者に似た脳機能の変化がみられ、不安や混乱、抑うつ傾向が強まることが、国立精神・神経医療研究センターの三島和夫部長や元村祐貴研究員らの実験で明らかとなった。
※引用:サイエンスポータルより
これは若ハゲの業界以外でも、かなり有名な話ですよね?
精神的に落ち着くためには、寝不足にならないように意識しましょう。
もちろん睡眠時間だけでなく、質のいい睡眠ができるようになるのが、1番の理想です。
若ハゲにならないための寝不足対策
寝不足になると、若ハゲによくないのがイメージできましたよね?

それはわかったけど、何をすればいいのかわからないよ。

あまり考えすぎなくていいよ。
今までどおり、若ハゲ対策ができていれば、自然と寝不足ならなくなるから安心してね。
運動をして睡眠の質をアップ
特に深く考えずに寝不足対策をしたい若ハゲの人は、運動をするのが1番!
それは運動で、若ハゲの原因である次の2つがよくなるからです。
- 自律神経
- ホルモンバランス
とくに睡眠の維持に習慣的な運動の効果があるようです。
運動の内容も睡眠に影響します。
1回の運動だけでは効果が弱く、習慣的に続けることが重要です。
寝不足にもいいと紹介されているので、若ハゲの人は積極的に運動をしてみましょう。
どんな運動がいいの?と思うでしょうから、若ハゲの運動対策についての記事を読んでみてください。
ちなみに運動はストレスが溜まった状態でも、よくなることが研究で明らかになっています。
ストレスを受けたマウスで、運動した群は、そうでない群に比べて、有意にLTPが高かった。
研究チームはまた、ストレスを受けたマウスで運動した群は、ストレスを受けなかったマウスで運動した群と、記憶を試験する迷路走行実験で同等の成績だったことを発見したという。
※引用:世界の最新健康・栄養ニュースより
寝不足対策だけでなく、若ハゲ対策全般に効果があるのがわかったでしょうか?
朝食をとって体内時計を整える
若ハゲ対策には食事が大事ですが、寝不足な人は朝食をもっと意識しましょう。
じつは朝食をしっかり摂ると、生活リズムが正されるようになります。
一日は24時間なので、このズレを調整する必要がありますが、朝日を浴び、朝食をとると、この体内時計がリセットされ、一日の生活リズムが整います。
※引用:農林水産省より
つまり寝不足が解消しやすくなるので、ちょうどいいわけです。
ちなみにどんな食事を摂ればいいのか、あまりイメージできない人は、食事に関する記事を読んでみてください。
睡眠の方法を見直す
若ハゲの原因が寝不足だとわかっても、寝方がよくわからない…という人もいますよね?
じつは寝ているつもりでも、寝不足だという人も多くいます。
その場合は睡眠の方法を見直して、質のいい睡眠を意識すると、若ハゲ対策にいいですよ。

質のいい睡眠ってどうするの?

まずは寝る前のことを思い出してみよう。
まず寝る前にスマホを見ないようにしてください。
スマホの光で脳が覚醒してしまって、睡眠の質を落としてしまいます。
寝床に入ってから携帯電話、メールやゲームなどに熱中すると、目が覚めてしまい、さらに、就床後に、長時間、光の刺激が入ることで覚醒を助長することになるとともに、そもそも、夜更かしの原因になるので、注意が必要です。
せめて寝る前の1時間前は、スマホを別のところに置いて、見ないように意識するだけでも違います。
また眠たくないのに、布団に入ってしまうのもよくありません。
とにかく眠くなってから、布団に入るのも有効な手段です。
しかし、通常就寝する 2~3 時間前の時間帯は一日の中で最も寝つきにくい時間帯であり、かつ日によって寝つける時刻は、季節や日中の身体活動量などにより変化するため、
このような就床時刻の決め方は、寝床の中で眠れない状況につながることになり、そのような状況がつづいた結果、「眠れないのではないか」という不安を助長する危険性がある。
これはすべて体内時計を正しい時間に戻すための方法です。
そのため起きる時間にも意識したほうが、効果が出やすくなりますよ。
若ハゲ対策は寝不足対策がかなり大事
睡眠の質が上がれば、確かに今までよりは予防ができるでしょう。
ところが寝不足対策をしたとしても、若ハゲが急によくなるわけではありません。

せっかく覚えたのにそうなの?

じつは寝不足解消は、あくまで若ハゲの予防止まりなんだよ。
つまり若ハゲをよくしたいのなら、別の対策も覚えていたほうがいいでしょう。
若ハゲ対策をまとめた記事があるので、それを読んで生活習慣そのものを変えてみてください。